公益財団法人 安田奨学財団 理事長 安田隆夫氏について

1989年に「ドン・キホーテ」1号店を東京・府中市に開店、株式会社ドン・キホーテ(現株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス、以下PPIH)の代表取締役社長として全国展開の指揮を執り、2005年に同社代表取締役会長兼CEOに就任。
PPIHは幾多の試練を乗り越えながら急成長を続け、「ドン・キホーテ」1号店開店以来34期連続増収増益を達成。2023年6月期のグループ連結売上高は1兆9,368億円、国内外の総店舗数は722店。
2015年6月にPPIHの代表取締役会長兼CEOを退任し、創業会長兼最高顧問に就任するとともに拠点をシンガポールへ移して、日本産品専門のコンセプトショップ「DON DON DONKI」を創業。
2023年6月末日現在、同業態をアジア6カ国・地域に38店舗展開しており、いずれも地元の超人気店として成功を収めている。
2005年に公益財団法人・安田奨学財団を設立。同財団理事長として、国際的人材の育成と、海外諸国との友好・親善事業にも
幅広く取り組んでいる。
世界平和と安定を願い留学生支援をと奨学財団を設立する
2005年12月20日に設立された公益財団法人安田奨学財団は、設立時の趣意として、
『人材の育成を通じた知的国際貢献である留学生支援を行い、
わが国と諸外国との間の人的ネットワークの形成や、
相互理解と友好関係を深めることにより、世界平和と安定に資するものになると考え、
わが国から帰国した留学生が政治、経済、学術等、様々な分野で活躍し、
もってわが国と相手国との懸け橋として友好関係の促進に貢献してほしい』
としていました。
言語、風俗、習慣の違い等に加えて、日本の物価が高く、そのため経済的に大変苦労している留学生が、
学費や生活費のために勉学に打ち込むことができず、志半ばにして修学の断念、
また、所期の目的を達したとしても日本嫌いになってしまう留学生が多いということから、
当奨学財団設立に至りました。
安田奨学財団の奨学生から社会に羽ばたいた卒業生はすでに250人を超え、
その一人ひとりが、日本と母国の懸け橋として日々精進し、頑張っています。
そして有益な人材育成、質の向上を願い日本人学生へ支援を広げる
一方で、財団設立から18年が経過した今、世界情勢や経済状況が急速に変化するなか
本当に支援を必要としている学生は留学生だけではないと認識し、
公益財団法人安田奨学財団は、日本の大学へ入学した留学生への支援を継続しながら、
新たに日本人学生へも支援を広げることといたします。
支援対象の日本人学生
・日本で高等教育を希望する日本人学生(一般枠)
経済的な理由により学業の継続が困難な、学業優秀かつ豊かで
多様な人間性を持つ日本の大学に在籍する日本人学生に対して奨学金を支給し、
有為な人材を育成することを目的とします。
日本人学生奨学金プログラムの内容
【一般枠】
〇応募資格=日本人(日本に永住する)新大学2年生
〇奨学金=10万円/月(120万円/年)卒業までの最大3年間
〇返済=必要なし
〇採用 予定人数=30名
〇応募者上限=先着300名
公益財団法人安田奨学財団 日本人学生一般枠募集要項(一部抜粋)
◆趣旨
公益財団法人安田奨学財団(以下本財団という。)は、経済的困窮により、学業の継続が困難な学業優秀かつ豊かで多様な人間性を持つ日本の大学に在籍する日本人学生および外国籍在留資格保有学生
(以下、併せて「日本人学生等」という)に対して、奨学金を給付することにより、有為な人材を育成することを目的とします。
◆特徴
この奨学金の特徴は次のとおりです。
(1)奨学金は給付とし、返済の義務はありません。
(2)奨学生の卒業後の就職、進学その他一切については、本人の自由とします。
(3)他の奨学金との併給は、原則として認めません。
(但し、独立行政法人日本学生支援機構の奨学金および貸与型は除きます。)
◆奨学生の応募資格
(1)2025年度に新2年生に進級する人
(2)日本国籍を有する人
(3)外国籍であって、次の①~③のいずれかに該当する人
※採用決定後、在留資格及び在留期間の記載がある「住民票の写し」または在留カードのコピーの提出が必要となる予定です。
・法定特別永住者(平和条約国籍離脱者(1945年9月2日以前から日本国籍で日本列島在留者)と、その直系卑属の中で日本国内出生後も継続在留する者に与えられた資格を持つ者)
・在留資格(「永住者」、「日本人の配偶者等」または「永住者の配偶者等」である人)
・在留資格が「定住者」であって、将来永住する意思がある人
◆採用人数
最大30名
◆給付金額と方法
(1)給付金額
月額 10万円(年額120万円)
(2)給付の期間
2025年4月~2028年3月
留学、休学などで休止期間があっても原則としてこの期間を越えて支給することはできません。
ただし、大学の単位として認められる交換留学などは支給対象とします。
(3)給付の方法
奨学金は原則として、7月、10月、1月及び4月に各3か月分をまとめて直接本人に給付します。
(本人名義の銀行等の預金口座に入金します)最初の支給は4月・5月・6月分を7月に支給となります。
◆手 続
(1)奨学金検索サイト「ガクシー」よりご応募ください。
⇒⇒【お申し込みはこちら】
※応募に際しガクシーへの会員登録が必要となります。
①奨学生申込書(応募フォームより入力)
②作文(応募フォームより入力)
③アンケートへの回答(応募フォームより回答)
④大学の推薦書(推薦書フォーマットダウンロード)
◆選考および決定
(1)応募締め切り後、書類選考を経て対面での面接を実施致します。日程は2025年4月上旬から中旬を予定しております。
(2)奨学生の決定は、本財団の選考委員会を経て理事会が行い、その結果を2025年5月下旬頃に通知します。
(3)選考の経過及び判定の理由は公表致しません。
*選考方法・日程については、新型コロナウィルスの流行状況により変更になることがあります。
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