
一般財団法人オリエンタルランド子どものハピネス財団は、2024年8月に設立され、2025年から給付型奨学金事業を開始しました。
この奨学金は、芸術、音楽、デザイン、演劇・舞踊、調理、スポーツ、服飾など、「将来なりたい姿」の実現に向けて専門分野を学ぶ学生を優先対象として、年間100万円を最短修学年限まで給付しています。金銭的な理由によって夢への挑戦を諦めることがないよう、一人ひとりの未来を後押ししたいという想いが込められています。
財団設立の背景や「子どものハピネス」という理念、制度の特徴、選考で大切にしている考え方については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
今回は、その想いに共感し、第1期奨学生として新たな一歩を踏み出した奨学生をご紹介します。
私の将来の夢は、日本のファッション文化であるロリィタファッションと京都の伝統織物である西陣織を掛け合わせたアパレルブランドを展開し、日本文化を新しい形で発信することです。
小学生の頃からものづくりが好きで、中学生の時に出会ったアイドル衣装をきっかけにロリィタファッションに興味を持ちました。その後、西陣織の美しさに惹かれ、高校2年生からは西陣織を取り入れた自身のブランドを立ち上げました。夢を実現するため、洋裁やファッションを学べる専門学校への進学を決めました。
経済的な不安から、高校1年生の頃から学費を準備するためにアルバイトを続けていました。先生に教えてもらった奨学金サイト「ガクシー」で、ファッションや芸能分野を目指す人を積極的に支援する奨学金を見つけ、自分の夢に合う制度だと感じて応募しました。
現在は、専門学校でミシンの使い方や縫う順番を理解し、「これ作りたいけど、作り方が分からない」ということが少なくなり、作ろうと思ったものをすぐに作れるようになりました。今は浴衣ドレスやヘッドドレスを制作し、イベントでの販売にも取り組んでいます。
奨学金を受給できたからこそ、アルバイトを詰め込みすぎなくてよくなり、学びや自分のブランドに時間を使えるようになったと思います。
SNSでの発信やロリィタ関係者との交流を続けながら、自分自身の知名度を高め、卒業後は専門学校で紹介されるような人となり、海外を拠点に活動したいと考えています。
医療や、大学進学のために用意された奨学金が多い中で、この奨学金は夢を持っている人たちを積極的に応援してくれます。
夢があるのに、お金のことが心配で一歩踏み出せないなら、まずは応募してみてください。私は、いろいろ行動するようになって、何も怖がらずに挑戦できるようになりました。
私の将来の夢は、ダンサーやプロミュージカル俳優として世界で活躍し、お客様を魅了する表現者になることです。幼い頃から新体操を習い、小学6年生でダンスを始めました。今の先生の舞台を間近で見たとき、「私もこの人みたいに踊りたい、歌いたい」と強く思ったことが、この世界を目指すきっかけでした。
ミュージカルは、役者の繊細な演技力や歌唱力によって言葉の壁を越え、人の心を繋ぐ力があると感じています。私もそんな表現者になりたいと思い、舞台出演やミュージカル研究、茶道部での活動を通して、表現者として学んできました。そして、歌唱や演技、言語力を専門的に学び、夢に近づくために音楽大学への進学を決めました。
音楽大学は学費が高く、家族にあまり負担をかけたくないという思いがありました。奨学金サイト「ガクシー」でこの奨学金を知り、応募をしました。
現在は大学でミュージカルや歌について学びながら、プロの方々のレッスンを受けています。そのご縁でお声がけをいただき、ミュージカル作品の振り付け助手を務めるなど、現場で経験を積む機会にも恵まれています。また、大学やボイストレーニングスクールの先生方のご指導のおかげで、きれいにミックスボイスが出せるようになり、ダンスや芝居でも自分の成長を実感しています。
これからも歌唱力や演技力を磨き、ブロードウェイの国際的な舞台で活躍し、観客を魅了するプロミュージカル俳優になることを目指しています。
「できない」「受からない」と決めつける前に、自分が将来どんな姿になりたいのかを思い浮かべてみてください。その思いが、きっと一歩踏み出す力になってくれるはずです。応援しています!
私の将来の夢は、世界で活躍するプロサッカー選手です。幼少期に言葉が通じなくてもボール一つで人と繋がることができる経験をしました。その経験から、サッカーで人種や言葉の壁を越え、人を繋ぎ、活力を与えられる選手になりたいと思っています。
高校の時、キャプテンとしてプレミアリーグで戦い、U-18日本代表としてスイスで行われた大会も出場をしました。
それでも、高校3年生で参加したプロの練習では、スピードやプレーの質に大きな差を強く感じました。この経験から大学進学を選び、身体の仕組みやトレーニング方法を学びながら、世界で戦える力を身につけたいと考えていました。
大学進学にあたっては、費用面への不安もありました。大学へ進学したい家族がいたため、家族への負担を考えると奨学金が必要だと感じていました。そこで、母から教えてもらったこの奨学金に応募しました。
現在は大学でスポーツ分野を学び、授業で習ったコンセントリック等の考え方を筋力トレーニングに取り入れています。重りを下ろす動作をゆっくり行うなど、細かな部分を意識することで、筋力が増え、身体も強くなってきたと感じています。
安心して学びと競技の両立に取り組める環境があるからこそ、現在も自分に足りない部分と向き合い、世界で活躍するプロサッカー選手という夢に向かって努力を続けています。
自分の可能性を広げることができるので、ぜひおすすめします。応援してくれている人がいるから頑張れるように、この奨学金は自分の夢のために最大限に投資し、サッカー選手としてステップアップする力になっています。
夢は人それぞれ違います。
服飾、ミュージカル、スポーツ――目指す未来は異なっていても、共通していたのは、「夢に向かって努力を続けたい」という強い想いでした。オリエンタルランド子どものハピネス財団は、夢への一歩を踏み出す学生を応援しています。
一般財団法人オリエンタルランド子どものハピネス財団
https://www.ohf.or.jp
テーマパークを経営・運営する株式会社オリエンタルランドが、2024年8月に設立した財団です。専門分野を学びながら夢の実現を目指す学生に、年間100万円を最短修学年限まで給付する奨学金制度を設けています。募集の詳細は、財団の公式サイトをご確認ください。